「一生、町医者」をモットーに地域医療への貢献を目指しています。

電話番号は0467-22-4681

肝臓専門外来

医院外観

肝臓専門外来(松岡医師担当)について

C型肝炎は飲み薬だけで治る時代になりました。直接作用型抗ウイルス剤(DAAs: direct acting antivirals)と呼ばれる飲み薬が開発され、2014年からインターフェロンを用いない治療法(IFNフリー治療法)が可能になりました。この治療は治療期間も短く、副作用もほとんどなく、100%近い著効率を示します。また、年齢、性別を問わず、非常に高いウイルス持続陰性化率を示し、C型肝炎は、ほぼ100%治る時代になりました。尚、DAAs製剤を用いたIFNフリー治療法は高額になるため、医療費の公費助成が受けられます。当院でも積極的に治療しており、現在までの成績は、10名に治療しすべての方が治癒しております。勿論、医療費の公費助成申請も当院にて可能です。またB型肝炎に対するウイルス抑制治療も行っております。

また、健診などで肝機能障害を指摘され、自分は酒も飲まないのになぜ肝機能障害があるのか?と疑問を持たれたことのある方は結構いらっしゃると思います。以前、脂肪肝は怖い病気ではないので心配無用、といわれました。最近は「非アルコール性脂肪性肝炎」と言う概念があり悪化すると肝硬変、肝臓ガンになる怖い病態であると認識されています。ご心配な方は当院の肝臓病専門外来でお気軽にご相談ください。

当外来では診察時ベットサイドで腹部超音波検査も施行しており、肝臓ガンなどのスクリーニングも行っております。肝臓ガンと診断された場合の治療、肝硬変症の栄養学的治療や管理栄養士による栄養指導、食道胃静脈瘤や難治性腹水の治療などが必要になった場合は、日本大学医学部附属板橋病院消化器肝臓内科・消化器外科、虎の門病院肝臓科、JCHO横浜中央病院消化器肝臓内科などの第一線病院にご紹介しています。

肝臓病専門外来をお探しの方は、是非一度ご相談にいらしてください。


【対応疾患】
ウイルス性肝炎(B型、C型)、自己免疫性肝炎、脂肪肝(NASH) などの肝臓疾患のほか、胆石などの胆道疾患や膵臓の病気も含みます。

【診察日】
松岡先生の診療日ご希望の方は、受付窓口かお電話にてご予約ください。

非常勤医師 松岡俊一(日本大学医学部附属板橋病院 消化器肝臓内科教授・科長)
非常勤医師 松岡俊一

井口院長の依頼により、ここ10年ほど、私の専門分野である肝臓領域について診察を行っています。 月1回ではありますが、今まで大学病院等で経験してきた多くの症例、大学で進めている先進の治療研究など、私の持てる知識と技術を井口内科医院でも駆使して、患者さまのお役に立ちたいと期しています。

【略歴】
昭和63年日本大学医学部卒業
平成05年06月国家公務員共済組合連合会虎の門病院肝臓科医員
平成08年12月社会保険横浜中央病院消化器科医長
平成17年04月社会保険横浜中央病院 内科主任部長・消化器科部長・NST部長
平成20年05月日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野 准教授・外来医長
平成27年10月日本大学医学部附属板橋病院消化器肝臓内科   教授・科長
平成31年04月日本大学医学部附属板橋病院 消化器肝臓内科診療教授・部長
令和02年03月日本大学退職
令和02年04月創進会みつわ台総合病院内科 副院長
令和02年04月日本大学客員教授(消化器肝臓内科)
【所属学会・認定医・専門医・指導医・評議員・幹事・世話人等】
【全国紙掲載】
【TV/ラジオ放送】